“汗腺にフタ”は怖い?デリケートな肌のためのワキガクリーム

結論から言うと、汗をピタッと止めるなら塩化アルミニウム系の制汗剤を塗るのが一番です。
塩化アルミニウムは塗った部分の皮膚の汗腺にしっかりフタをしますし、その効果が続くのは1週間とも10日とも言われていますよね。

たとえば皮膚科で処方される塩化アルミニウム液や、塩化アルミニウムの含有量が多い制汗剤デトランスα(2017年1月現在品切れ中)、オドレミンなどが本来、一番強く汗を止められます。

ところが、これらの制汗剤は肌が敏感な方にとっては刺激が強いことがあります。
また、普通の肌の方でもかぶれや水疱などの副作用を起こす場合がありますので、この手の制汗剤はわりと使う人を選びます。

中には、かぶれても水疱ができても使い続ける方もいますが、お肌に異変を起こす状態を長く続けることは、さらに皮膚トラブルを招くことになりますのであまりオススメできません。

それでは、皮膚が敏感な方、塩化アルミニウム系の制汗剤でかぶれが起こる方はどのような制汗剤を使えばいいのでしょうか?

自分に合った制汗剤を使って、快適に過ごしたいですよね!

多少効果が弱くても、クリームかジェルタイプの制汗剤を使いましょう

塩化アルミニウムが汗を止めるしくみは、脇などの汗が気になる部分に塗ると、塩化アルミニウムと汗のたんぱく質が結合して、汗腺にしっかりフタをしてしまうということですね。

そのため効果はいちばん強く、汗もニオイもピタッと止まります。
ただ、汗腺にしっかりフタをするということは、出るべき場所からの汗が出ないため、汗は出口を失いあせものような水疱を作ることがあります。

また、汗が出ないということはその部分の皮膚が乾燥するということになりますので、カサカサしてかゆみが発生したりしてしまいます。

これらの症状が起こりやすいお肌の方は、塩化アルミニウム系の制汗剤はあきらめ、強力な殺菌消臭効果が長続きするタイプの制汗剤を選ぶのがオススメ。

塩化アルミニウムより少し効果は弱いので、毎日塗り込む必要がありますが、ラポマインやクリアネオなどは朝晩塗るだけでほぼ1日、効果が持続します。

これらの商品には塩化アルミニウムが入っていませんので『汗腺にフタ』をする怖さがなく、敏感肌の方も安心して使えます。

イソプロピルメチルフェノール(殺菌成分)、フェノールスルホン酸亜鉛(制汗成分)、柿渋エキス(消臭成分)で汗とニオイを止め、塗った皮膚を乾かさずに保湿するこれらの制汗剤はとても肌に優しくできています。

肌が乾燥するとニキビや吹き出物も出てしまいますが、これらの塩化アルミニウムを使わない制汗剤なら保湿効果も高いので大丈夫ですね。

また、お肌に優しく消臭制汗効果の高い制汗剤としてはRisala(リサラ)やノアンデなども人気があります。



ワキ毛の処理後に制汗剤は塗っても大丈夫?

脇汗のニオイを溜めないためには、ワキ毛の処理は必須になります。
そこでエステや脱毛サロンでワキ脱毛が済んでいる方は問題ありませんが、たいていはカミソリでワキ毛を処理する事が多いですよね。

カミソリでワキ毛を剃った後の肌に制汗剤を塗ったら、しみて痛いのでは?と心配になることでしょう。
事実、どんなに肌に優しいタイプの制汗剤(ラポマイン、クリアネオ、リサラなど)であっても、ワキ毛を剃った直後に塗ると少しはヒリヒリします。

そのため、ワキ毛の処理は出かけない休日にするか、仕事がある日は前の晩に剃っておくと、ヒリヒリは軽減されますね。

また、カミソリでワキ毛を剃る場合はT字カミソリではなく、電動シェーバーを使うようにするといいです。
電動シェーバーは、中の刃が直接皮膚に触れないため、皮膚をあまり傷めません。

深剃りせず、石鹸の泡をたっぷり塗って処理するのもオススメ。
シェーバーの刃はこまめに取り替え、清潔で切れのいい状態を保ちましょう。

それでも、できれば処理直後には塗らない方がいいです。
ひと晩待って翌朝に塗ると、肌への刺激も少なくなります。

どうしても、ワキ毛の処理後に制汗剤を塗って刺激を感じる場合は、処理の回数を減らすことも考えましょう。

ワキ毛は長く伸びることによって、フェロモンの元となるアポクリン汗腺からの汗を溜めることができます。

そのため、ワキ毛の長さが3〜5ミリ程度ではあまり役に立ちません。
冬場なら週に1回くらいの処理でもいいですし、夏場はノースリーブやワキが見える服は避けて3日に1回程度の処理にしておくといいでしょう。

制汗剤がしみる元となる成分は、エタノール(殺菌)やフェノールスルホン酸亜鉛(制汗)などの有効成分です。

肌にカミソリを当てると、どうしても細かいキズができてしまいます。
そのため様々な良い成分がしみて痛く感じます。

肌に制汗剤がしみても、肌トラブルが起きないなら使い続けてもいいのですが、赤みや炎症が起きたりするようなら、どんなに肌に優しい制汗剤でも使えませんので、医療脱毛やワキガ手術、ボトックス注射などを検討してみましょう。

こういう時は、いきなり脱毛サロンに行くよりもまず皮膚科の先生に相談し、自分の状況を細かくしっかり伝えることが大事です。