困った足の多汗症。足汗はどうやって止められる?

多汗症の中で、全身からではなく、手や足から多くの汗をかく症状があります。

最近『手汗の悩み』が増えていて、インターネットでも対処法をよく見かけますが、足汗に悩む方も実際はけっこう多いのです。

このような症状は、一般的に局所多汗症と呼ばれ、症状がひどい場合は病院での治療が必要になることもあります。

それでは、今回は足の多汗症について、原因や対策、汗を止める方法を説明していきたいと思います。

靴の中が濡れていたら気をつけてみましょう

特にワキガや多汗症という悩みがない方でも、普通の状態より汗が多い『汗っかき』な人、多いですよね。

単なる汗っかきなのか、多汗症なのかは汗の度合いで決まって来ると思いますが、はっきりしないけれど汗のおかげで日常生活に支障が出るようなら、やはり対策したほうがいいでしょう。

手汗や脇汗の多汗症は自覚しやすいものの、足となるとなかなか自覚できないことがあります。
靴に密封される足は、誰にとっても汗が多い場所でもありますし、臭くなるのも平等だからでしょう。

ただ、足にもやはり多汗症はあります。足底多汗症とか、足蹠(そくせき)多汗症などと呼ばれます。
原因には体質やストレス、自律神経の乱れなどが考えられますが、はっきりとした原因は不明です。

足が多汗症かどうかを見分ける方法として、まず靴の状態を確かめてみましょう。
ずっと履いていた靴を脱いだあと中敷きがいつまでも濡れていて、次に履くときに乾いていない、となると足の多汗症の可能性があります。

また、靴を脱いだあと部屋や廊下を歩いた時に、足跡が汗ジミとなって、床や絨毯に点々と残るようなら、やはり多汗症を疑った方がいいです。

このような状態を放置すると、あせもや水虫なども引き起こしやすくなりますので、様々な対策が必要になってきます。

足裏の汗は応急処置にティッシュを敷く

足の多汗症は、ひどい方は靴の外まで汗が滲み出すことがあるといいます。
そのため足汗に悩む方にとって、インソールの替えや、靴下はいくつあっても足りないものですよね。
足汗の多さに関しては、前にも書いた通りストレス性のものもあれば、体質的なものもあり、他の多汗症よりも治すのが難しいもの。
そのため、足汗が多いときのとっさの対策としては、靴の中にティッシュを厚めに敷くのが一番。
汗が溜まったらすぐに捨てて、サッと取り替えられますからティッシュは多めに持っているといいです。

足汗が多い時は、靴選びも大事

足汗が特に気になる方は、なるべく通気のいい靴を選ぶのも大事になってきます。
女性の場合は、夏ならオープントゥのサンダルを通勤用に用意してもいいですね。甲の部分がレース素材になっていれば、さらに汗を発散してくれます。

男性なら、軽いジョギングシューズを通勤用にして汗を吸わせ、職場でビジネスシューズに履き替えてもいいでしょう。

もし環境が許すなら、サンダル、綿のシューズ、スニーカーなどで仕事中も過ごせれば、足汗の悩みはだいぶ解消できると思います。

特に、スポーツ用品を扱うメーカーから、シンプルなタイプのシューズを探して何足か用意しておくと、足にかなりの汗をかいても吸い取り、上手に発散してくれます。

要するにズックなのですが、飲食業界で長時間立ち仕事をする時などにも、とても重宝します。

汗びっしょりになっても、自分で何回でも洗えますので、何足か足に合うズックを用意しておくといいでしょう。

また、日本人は足の甲が高めの方が多いので、足幅や足の甲の部分にゆとりのあるシューズを選ぶとラクです。

足にも制汗剤を塗ってみましょう

足のにおい対策に、フットスプレーを使う方は多いと思います。
ただ、足汗が多すぎる場合は、フットスプレーだけではとても間に合いませんよね。

あまりに症状がひどいなら病院での治療もアリですが、ミョウバン水や塩化アルミニウムなどを塗って汗を止めることもできます。

ただ、塩化アルミニウム系の制汗剤は汗腺にしっかりフタをしてしまいますので、人によってはかぶれが起こることもあります。

そんな方のために、イソプロビルメチルフェノール系の優しい制汗剤、ラポマインやクリアネオはとてもオススメできます。


あとは、特に手汗や足汗が気になる方のための『コルクル』という、手汗対策用の制汗剤も出ています。
コルクルもまた、ラポマイン、クリアネオ同様イソプロピルメチルフェノール系の制汗剤もで肌に優しく、足汗にも使えるようなので試してみる価値はあるでしょう。

足汗を止めるための交感神経ブロック手術などもありますが、それはあくまで最後の手段です。
神経ブロック手術は、汗を止めた場所以外からの代償性発汗があったり、射精障害が起こることがあるとも言われていますので、じっくり検討する必要があります。

いま出ている制汗剤で気にならなくなるなら、そちらを使った方がカラダに負担はかかりませんよね。

足汗は、脇汗や手汗と違ってあまり人から見えない部分ですので、様々な汗取り法や靴選び、制汗剤をじっくり試すことができます。

時間をかけて自分に合った対策を探し、焦らず取り組んでいきましょう。