その汗、体調不良のサイン?良い汗・悪い汗の見分け方

ふだん脇汗やニオイで悩むことが少ない方でも、止まらない冷や汗や脂汗を体験したことがある方は多いことでしょう。

また、何らかのトラブルに見舞われているような夢を見て目が醒めたとき、ぐっしょりと寝汗を書いている上に心臓は動悸でバクバク、ノドはカラカラ…ということもたまにあると思います。

これらの状態に陥るのがたまになら問題ありませんが、いつもそうなる、1日何度もあるなら注意が必要になってきます。

ただの脇汗とは考えられない病気が隠れている可能性もあるためです。

それでは、汗の出方がおかしい時はどんな症状が隠れているのか、良い汗とは何か、また悪い汗はどういう感じで出てくるのか色々と見ていきましょう。


冷や汗・脂汗が長く続くなら病院へ行ってみましょう

冷や汗は主に緊張した時によくかきますし、脂汗はお腹が痛いのを我慢しているときなどにジワジワきますよね。

冷や汗はあがった時などの体温調節のため全身から出るのに対し、脂汗は皮脂の多い鼻周りや額などからジリジリ出てきます。

脂汗は腹痛や下痢のときによくありますし、イライラを我慢している時も起こることでしょう。
多くは一過性のものですが、続く冷や汗は自律神経失調症のサイン、続く脂汗は心臓の病気であったり糖尿病、脳梗塞の可能性もあります。

またカラダの中で炎症が起きると、暑くもないのに大量に冷や汗が出ることがあります。
腹痛や下痢のときに、脂汗ではなく冷や汗が出て止まらないような場合は胃腸炎が起こっている可能性もあります。

こんな時は冷や汗が止まらない上に寒気もしてきますので、早めに病院へ行くことをオススメします。
汗の性質から病気を見分けられるのは、お医者様だけです。

かなり昔に、心筋梗塞の汗のにおいを嗅ぎ分ける犬がアメリカで話題になり、心臓病の多いアメリカで飼い主や周囲の人々を救って話題になりましたが、それはあくまでもレアケース。

冷や汗や脂汗、寝汗が止まらないようなら、迷わず医師の診断を受けましょう。
最近あまり言われなくなりましたが、続く寝汗はAIDS(後天性免疫不全症候群)の初期症状とされてきました。

AIDSは性病なものの、母子感染、血液感染と感染経路はいくつかあり、潜伏期間がとても長く20年くらい発症しないこともあります。

また肝炎なども、AIDS同様知らないうちに感染している事がありますので、早めに医師に相談することが大事です。

運動不足の汗はニオう!良い汗をかくコツは?

前にあげた汗は、尋常ではない悪い汗の部類に入ります。
また、健康上の問題がない場合でも悪い汗をかいていることがあります。
その正体は、『運動不足の汗』です。

冬場にはよくあることと思いますが、それほど暑くもないのに脇汗がじっとり、しかもニオう…という経験、ありますよね?

普段デスクワークが多く、通勤は車、休日は寒いからあまり外出せず家の中でゆったり…という生活を続けていると、全身の汗腺が休眠状態に入るため、汗をかきやすいワキや額から全身分の汗が出てしまうのです。

そんな時は靴の中でも、靴下が汗でぐっしょりになっています。
冬場はちょっとしたことでワキに汗ジミが出来やすい上に、けっこうにおいます。

もし夏場より、冬場の汗のニオイが気になるようなら一時的にラポマイン、クリアネオなどの制汗剤に頼ってみることも大事ですね。



その上で、良い汗を全身から満遍なくかくように、生活に運動を取り入れるといいです。

冬場でも、歩ける時は歩いて通勤し、天気が悪いなら室内でウォーキングやストレッチなどをして、全身の汗腺を解放してあげましょう。

軽い運動を続けていると、ちょっとした事で額やワキから大量に汗をかくことも少なくなってきます。
冬場に、ちょっと動いただけでワキがベタベタするなら運動不足のサインと思って、生活スタイルを変えていきましょう。

運動不足を解消することによって、汗の問題だけではなく生活習慣病の予防にもつながります。

そして、良い汗をかくためにはダイエットも大事。
肥満状態だとやはり汗の量は多くなります。

重いカラダを動かすために体温が上がり、汗が出てくるという自然現象のためですね。
軽い運動とともに、食事も見直し、徐々にカロリーも抑えていくといいです。

運動を続けて、食事も減らして春になったら、ワキにじっとり汗をかかないスッキリ爽やかな自分に出会えますよ。

ただ、運動する上では脱水症状に気をつけてください。
運動すると体温が上がり、汗は満遍なくかくようになるのですが、知らないうちに脱水症状を起こしていることがあります。

冬場でも熱中症はありますし、脱水症状が起こるとさらに汗が放出されます。
外でも屋内でも、運動をする時は常に水分補給をして脱水症状を防ぎましょうね。

ここでは、病気の汗や運動不足からくる汗について書いてきました。
汗は健康のバロメーターですので、ワキガ・多汗症で悩むことがない方でも、常に気をつかっておきたいもの。

また、多汗症が治らないまま制汗剤だけに頼っていると、自律神経失調症、 そこから発するメニエール病などが進行していく可能性もあります。

汗の調子がおかしい時は時間をつくってマメに病院に通い、検診を受けたりして健康維持を心がけたいですね。